カテーテルとは、主に尿管や消化管、血管等に挿入される医療用の『管』をいいます。当社では導尿に使用されるフォーリーカテーテルなどの泌尿器系製品や腸閉塞に使用されるイレウスチューブなどの消化器系製品などを中心に100以上のアイテムを取り揃えております。
当社のカテーテルは主に「シリコーン」を原料としております。シリコーンは、生体適合性に優れ、粘膜等への刺激が少なく、撥水性があるため血栓ができにくいなど、優れた特徴があります。
低浸襲治療・手術とは、患者さんにダメージの少ない治療・手術方法をいいます。当社では内視鏡下手術関連製品がこれに該当します。
フォーリーカテーテルは、排尿が困難な患者さんに、尿道から膀胱へカテーテルを挿入して尿の排出に使用されます。国内のシリコーン製フォーリーカテーテルにおいて、当社はトップシェアを確保しております。
「腎瘻」とは、尿結石や腫瘍の患者さんに、体表から腎臓へ「孔(あな)」を開け、そこからカテーテルを挿入して尿を排出する手技です。この手技に使用される各種製品が腎瘻造設術関連製品です。
自己導尿カテーテル(セフティカテ)は、排尿障害など患者さんが自らカテーテルを挿入して排尿するための製品です。
イレウスチューブは、腸閉塞の患者さんに、鼻又は肛門から腸へカテーテルを挿入し、腸内容物(液・ガス)の吸引、造影剤注入に使用されます。国内ではトップシェアを確保しております。
「胃瘻」とは、口から食事がとれない患者さんに体表から胃に直接「孔(あな)」を開け、そこからカテーテルを挿入して栄養投与する方法です。胃瘻は鼻からカテーテルを挿入する方法に比べ在宅での管理がしやすく患者さんの生活の質(QOL)を向上させます。この手術等に使用される製品が胃瘻造設術関連製品です。
PTCDとは、胆石や腫瘍による胆管閉塞・狭窄などの患者さんに、体表から胆管に直接針を刺し、カテーテルを挿入して胆汁を排出するものです。当社製品はこの手技に必要な器具をトレイにセット化したもので、ほかにも関連製品を用意しております。
肝臓がんの治療として、抗がん剤や塞栓物質の注入に使用される極細のカテーテルです。
Yチューブ(注腸カテーテル)とは、直腸・大腸ガン検査に使用するものです。肛門からカテーテルを挿入し、造影剤を注入してX線検査を行います。
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